近年、子どもさんへのお金の教育が話題になる中、我が子にもお金のことを学ばせよう!と考える方が多いのではないでしょうか。
と言っても、お金の勉強方法はいくつもあるので、何から始めればいいか迷いますよね・・・。
本記事では、お金の教育の一環として行う子どもの投資勉強方法を解説したいと思います!
【子どもが投資を始める前に】親が知っておきたいこと
いざ、お子さんにに投資を始めさせる前に、親が心構えとしてぜひ知っておいた方がいい事項をいくつか解説します!
①子どもが投資をする際には儲けよりも勉強を重視しよう
子どもが投資をするのは、お金の教育に有効なのは間違いありません。
しかし、子供が投資をする上では、絶対に儲けを重視してはなりません。
お金の教育という目的があって投資しているのですから、利益に走るようなことがないようにしましょう。
ちなみに、利益追求にならないようにする方法は簡単です。
投資に使う資金を必要以上与えないことです。
例えば、投資資金で使って良いのは、子ども自身のお小遣いやお年玉だけなどと、
明確な限度をあらかじめ定めておきましょう。
投資は手元の資金が多くないと、利益を追求しようとしてもできません。
投資額をちゃんと決めて、「社会でお金が回る仕組み」を子ども自身が理解できるように、親が誘導してあげましょう。
②なにかしらの利益は出るようにしよう
ただ、子どもも実際にやるからにはお金は欲しいと思います。
ですから、利益追求をしないように、でも少しは利益が出るような方針を決めましょう。(難しいですが・・・。)
親が願ったからといって、子どもが投資で利益を上げられるわけではありませんが、
子どもが勉強しているからには、なにかしらの目に見える成功体験を与えたいですよね!
③家庭でのお金への価値観
家庭内での「お金への価値観」は、子どものお金への学習意欲にも影響します。
たとえば、お金はすぐ貯金すべきだ、使ってはいけない!と自分の親が言っているならば、お金について興味を持たないですよね。
お金を使う機会自体が限られてしまいますから。
お金を学ぶには、実際にお金を使うのが一番ベストです!
子どもがお金のことを知る道筋を、自分たち親が妨げていないか、もう一度見つめ直してみましょう。
子どもが投資を勉強する方法
①子どもにお金の興味を持たせる
この記事を読まれている方は、子どもに投資をさせたい、もしくは
「子ども自身がやりたいと言っているんだけど、どうやらせたら良いのかな?」
などとと考えている方が大半だと思いますが、
まず子どもに投資をさせる以前に、子どもにはお金に対する興味を持たせましょう。
興味を持つということは、そのことに対して自覚的に、意欲的に学べるので重要です。
興味を持たせる方法は様々です。
お金に関係した書籍や漫画を家中に置いてみてもよし、テレビやYouTubenなどでお金の話を見てみるもよし、
または親同士でお金の話を積極的にするのも良いですね。
子どもって、本っ当に周りの大人の行動をよく見ているんですよ・・・。笑
②書籍や漫画、ニュースで学ばせる
子どもが興味を持っているなら、次は「知る」段階。
書籍や漫画、またはニュースなどを通じて、お金とふれあう時間を作っていきます。
本で学ぶのも重要ですが、そもそも投資の勉強とは、投資で大損するリスクを避けるためにやる意義があるので、
子どもが自分の少ない資金で、投資をするならば、この段階を飛ばして投資に挑戦しても問題ないと考えています。
失敗をしてから、本や漫画で学んでも遅くないと思いますよ!
③実際に投資をしてみよう!
そして実際に投資してみましょう!
子どもが投資をする方法はいくつもありますが、投資先は、
ポイント
①子ども名義で口座を開設できる
②小資金で投資できる(単元未満株)もの
を選びましょう!「ジュニアNISA」は、子どもが口座開設できる代表的な商品ですね。
注意ポイント
ジュニアNISAの非課税期間は最長5年間で、投資可能期間は2016年~2023年まで
と決まっています!
投資可能期間の終了が迫ってきているため、始めるのであれば少しでも早い
タイミングがおすすめです。
投資可能期間が終了後は、ジュニアNISAの口座開設ができませんのでご注意を!
子どもに、投資する資金額を予め決めておくのであれば、以上の2点を満たした投資商品で実践してみましょう!
ジュニアNISAの注意
口座名義人は子どもであるものの、未成年口座は結婚等一部を除いて
二親等以内の父母もしくは祖父母が口座管理を行う必要があります!
そのため、子どもが好き勝手に投資を行うことはできません。
必ず管理はしてあげてください!
まとめ
子どもの時からお金の運用を経験すると、書籍や動画で学ぶ以上のお金の知識を身につけることができます!
学びのチャンスを増やし、子どもたちの「金融リテラシー」を高めてあげましょう!
お金に対する経験・知識を身につけることは、将来の選択肢を増やすことにも繋がっていきます!
ぜひ、お子さんと一緒になって検討してみるのはどうでしょう!